甘い初恋を、もう一度。
ふふふっ、風が気持ちな…。

わたしは空を見つめながら、椅子に座ろうとした、その時。

「うわっ!めちゃくちゃ可愛い女の子いるじゃんっ」

「…へ?」

なんと、わたしは男の子グループに目をつけられてしまったのである。

嘘…わたしのこと言ってるの?

いや…わたしは可愛い子でもなんでもないから…誤解を招いてしまって、申し訳ない…。

「えっと…」

「声もめちゃくちゃ可愛い!!なぁ、俺らと遊ばない?ご飯おごるよ!」

え…。

な、なんだか、こわいっ‥。

なに、この人たち…。

にやにや笑う男の人たちが、敵に見えてきた。

「あ、あの…」

わたしの肩や手などを触ってくる男の子グループ。

もう、正直恐怖でしかなかった、けど…。

あなたが、救ってくれたんだ。

「…おい」

不機嫌そうな愛おしい、わたしの大好きな声が後ろから聞こえた。

「やめろ」

「綾人、さん…」

ー綾人さんだった。

君は、わたしのヒーローだね。


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