キスから始まる恋は甘くて苦い
いつもの優しいキスじゃ、ない。
初めての感触にびっくりしたけれど。嫌なわけじゃない自分にも驚き、蒼一のTシャツをつかむ手に力が込められる。
どうしよう……
時々合わせる目はとろけてしまいそうなほど熱っぽい。ほたるの心臓は早鐘のように激しく打ち、全身が燃えるように熱くなる。
「く、るし……」
そのか細い声は静寂を破るには小さすぎて蒼一には届かない。
汚したくない。
ずっとそう思っていた。でも、もう限界かもしれない。
抑えていた自分勝手な欲望は、小さな針で刺された風船のようにあっけなく弾ける。
「……先輩?」
少し様子が変な気がして蒼一の顔をのぞき込む。
「…………」
すると、彼は苦しそうに顔を歪めたあとほたるの首筋に唇を押しつけた。
「っ……」
声にならない吐息が漏れ、彼女は体をのけ反らせた。
「せ、せんぱい?」
くすぐったさに身をよじる。蒼一は顔を上げほたるの潤んだ目を見つめたあと再び深いキスを繰り返した。
もう抑えられる気がしない。
我慢を重ね続けた代償はあまりに強く、彼の自制心は崩壊寸前だった。
「キス以上のこと、する?」
うわ言のように囁いた蒼一はほたるのシャツのボタンを外し始めた。
「だ、だめっ!」
瞬間、ほたるはとっさに彼を押し返していた。
「……!」
そんなに強く押したつもりはないのに、倒れそうになった蒼一が後ろに手をつく。
初めての感触にびっくりしたけれど。嫌なわけじゃない自分にも驚き、蒼一のTシャツをつかむ手に力が込められる。
どうしよう……
時々合わせる目はとろけてしまいそうなほど熱っぽい。ほたるの心臓は早鐘のように激しく打ち、全身が燃えるように熱くなる。
「く、るし……」
そのか細い声は静寂を破るには小さすぎて蒼一には届かない。
汚したくない。
ずっとそう思っていた。でも、もう限界かもしれない。
抑えていた自分勝手な欲望は、小さな針で刺された風船のようにあっけなく弾ける。
「……先輩?」
少し様子が変な気がして蒼一の顔をのぞき込む。
「…………」
すると、彼は苦しそうに顔を歪めたあとほたるの首筋に唇を押しつけた。
「っ……」
声にならない吐息が漏れ、彼女は体をのけ反らせた。
「せ、せんぱい?」
くすぐったさに身をよじる。蒼一は顔を上げほたるの潤んだ目を見つめたあと再び深いキスを繰り返した。
もう抑えられる気がしない。
我慢を重ね続けた代償はあまりに強く、彼の自制心は崩壊寸前だった。
「キス以上のこと、する?」
うわ言のように囁いた蒼一はほたるのシャツのボタンを外し始めた。
「だ、だめっ!」
瞬間、ほたるはとっさに彼を押し返していた。
「……!」
そんなに強く押したつもりはないのに、倒れそうになった蒼一が後ろに手をつく。