キスから始まる恋は甘くて苦い
Scene15 彼のしわざ
「桂ちゃん、聞いてほしいことがあるんだ」
「うん?」
お弁当箱を片したあと、桂は神妙な口調のほたるを見返した。
「このままじゃいけないって気づいて、私にもできることを考えたの」
話は唐突だったけれど、事情を知っている桂はすぐに話を合わせることができた。
「そっか。教えてくれるの?」
ほたるはうなずいて、まずここ数日で起きた出来事を話してくれた。
恥ずかしいからキスをされたことは伏せて説明する。そして、これから自分が何をしたいかを告げた。
「うん、いいと思う」
桂の同意に、自信を得たほたるが微かな笑みを浮かべる。
辰巳先輩がきっかけを作ってくれたんだね。
久しぶりに見る親友の微笑に桂は嬉しくなって。
「ちょっと、飲み物買ってくる」
ほたるの好きなミルクティーをおごってあげたくなり、勢いよく席を立った。
「ここ、いい?」
桂が行ってしまったあと、省吾が彼女の席を指差して尋ねてきた。
「桂ちゃんが戻ってくるまでなら」
「じゃ、失礼」
ほたるの前に座り、片手で頬杖をついて話し出す。
「うん?」
お弁当箱を片したあと、桂は神妙な口調のほたるを見返した。
「このままじゃいけないって気づいて、私にもできることを考えたの」
話は唐突だったけれど、事情を知っている桂はすぐに話を合わせることができた。
「そっか。教えてくれるの?」
ほたるはうなずいて、まずここ数日で起きた出来事を話してくれた。
恥ずかしいからキスをされたことは伏せて説明する。そして、これから自分が何をしたいかを告げた。
「うん、いいと思う」
桂の同意に、自信を得たほたるが微かな笑みを浮かべる。
辰巳先輩がきっかけを作ってくれたんだね。
久しぶりに見る親友の微笑に桂は嬉しくなって。
「ちょっと、飲み物買ってくる」
ほたるの好きなミルクティーをおごってあげたくなり、勢いよく席を立った。
「ここ、いい?」
桂が行ってしまったあと、省吾が彼女の席を指差して尋ねてきた。
「桂ちゃんが戻ってくるまでなら」
「じゃ、失礼」
ほたるの前に座り、片手で頬杖をついて話し出す。