ホテルの怖い話短編集
宿泊期間が伸びてもいいように、普段ほとんど予約されることのない最上階を選んでいるのかもしれない。
「飯島さんって人、どんな仕事をしているんでしょう? すごく優しそうに見えましたけれど」
両手に持っている掃除道具を何度も持ち直しながら話し続ける。
しかしその質問に田辺さんはニッコリ笑顔で返してきただけだった。
いくらお客さんの情報でも、そこまでは聞いていないのかもしれない。
なんにしろ、金払いのいいお客さんが使っている部屋に入るのは、なんだかワクワクした気分になる。
私と田辺さんは従業員用のエレベーターの前で立ち止まった。
「飯島さんって人、どんな仕事をしているんでしょう? すごく優しそうに見えましたけれど」
両手に持っている掃除道具を何度も持ち直しながら話し続ける。
しかしその質問に田辺さんはニッコリ笑顔で返してきただけだった。
いくらお客さんの情報でも、そこまでは聞いていないのかもしれない。
なんにしろ、金払いのいいお客さんが使っている部屋に入るのは、なんだかワクワクした気分になる。
私と田辺さんは従業員用のエレベーターの前で立ち止まった。