ホテルの怖い話短編集
メモを大切にタオルにくるんで水気を取り、すぐに浴室から出た。
ベッドの上でメモをもう1度確認する。
丸っこい文字からして結構若い女性の可能性がある。
10代後半から、20代後半までか。
シングルルームに泊まっていたということは、俺と同じで仕事関係かもしれない。
あるいは、この付近の友達に会いに来たとか。
俺はスマホを取り出してこのホテルと、今宿泊している201号室について検索にかけた。
もしかしたらこの部屋で大きな事件が起きたのではないかと思ったが、特に目ぼしい記事はヒットしない。
なにも起きていないのなら、こんなメモ書きを残すはずがない。
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