通りすがりの俺様
「考えてみれば、矢端さん、ミステリアスなわけじゃなかったのよねと思ってたのよ。
毎度印象が違う不思議な人だと思ってたんだけど。
二人いたんだから、当たり前じゃない。
これは恋じゃなかったのかなとか思ってたんだけど。
いまどき、携帯の番号を教えないなんて、ミステリアスだわっ」
そ、そうかな……?
「自分が携帯の番号を知らないって知られたくなくて、人に教えたくなかったっていうのもあったんだけど。
みんな、家の番号しか知らないのね。
よかったっ」
よくわからないけど。
佐保子の興味が水内さんに行く前に、秀さんに戻ってくれてよかった、と思っていた。
この勢いで、押せ押せで来られた怖い。
「ちなみに、050ってとこもミステリアスだと思ってたのよっ。
詐欺師っぽいじゃない」
「いや、偏見だよ……」
と今、矢端に自分が言われたことを思わず言ってしまう。
今にも騙されそうな感じだったからだ。
毎度印象が違う不思議な人だと思ってたんだけど。
二人いたんだから、当たり前じゃない。
これは恋じゃなかったのかなとか思ってたんだけど。
いまどき、携帯の番号を教えないなんて、ミステリアスだわっ」
そ、そうかな……?
「自分が携帯の番号を知らないって知られたくなくて、人に教えたくなかったっていうのもあったんだけど。
みんな、家の番号しか知らないのね。
よかったっ」
よくわからないけど。
佐保子の興味が水内さんに行く前に、秀さんに戻ってくれてよかった、と思っていた。
この勢いで、押せ押せで来られた怖い。
「ちなみに、050ってとこもミステリアスだと思ってたのよっ。
詐欺師っぽいじゃない」
「いや、偏見だよ……」
と今、矢端に自分が言われたことを思わず言ってしまう。
今にも騙されそうな感じだったからだ。