恋旅
4日目 夜~第5グループ・ゲームセンター~
煌びやかなネオンと、あちこちから聞こえてくる賑やかなゲームの音。
佐奈と玲央は、周囲を気にすることなく二人の世界に浸っていた。
「わあ、すごい! ゲームセンターに来るの、実は初めてなの!」
目を輝かせて店内を見回す佐奈の姿に、玲央は自然と笑みをこぼす。
クレーンゲームのコーナーに足を踏み入れると、佐奈はある一つのぬいぐるみに足を止めた。
「ねえ見て、あれ……すごく可愛い」
佐奈が指差したのは、少し取りにくそうな場所に配置された小さなクマのぬいぐるみだった。
玲央は「よし、任せとけ」と力強く笑うと、真剣な眼差しでコインを投入し、アームを操作する。
ガコン、と軽快な音を立てて、アームは完璧なタイミングでぬいぐるみを見事にキャッチした。
「あ……取れた! 嘘、一発!?」
思いがけない出来事に、佐奈は興奮して玲央の腕に抱きついた。
そして、その頼もしい横顔を見上げて、無意識に声が漏れた。
「すごい……玲央くん、かっこいい!」
予想外の直球の褒め言葉に、玲央は一瞬フリーズし、耳まで真っ赤に染め上げた。
動揺を隠すように、少しだけ目を逸らしてブスッとした表情を作る。
「……お前、そういう不意打ちは反則だって。心臓に悪いだろ」
少しだけ怒ったような、でもどこか甘い声でそう言うと、玲央はそのまま佐奈の距離を詰め、優しくその額に自分の唇を押し当てた。
「……これでおあいこね」
不意のキスに、今度は佐奈が顔を真っ赤にして固まってしまう。
ゲームセンターの騒がしい音も、二人の鼓動の速さには勝てないような、そんな熱い夜だった。
佐奈と玲央は、周囲を気にすることなく二人の世界に浸っていた。
「わあ、すごい! ゲームセンターに来るの、実は初めてなの!」
目を輝かせて店内を見回す佐奈の姿に、玲央は自然と笑みをこぼす。
クレーンゲームのコーナーに足を踏み入れると、佐奈はある一つのぬいぐるみに足を止めた。
「ねえ見て、あれ……すごく可愛い」
佐奈が指差したのは、少し取りにくそうな場所に配置された小さなクマのぬいぐるみだった。
玲央は「よし、任せとけ」と力強く笑うと、真剣な眼差しでコインを投入し、アームを操作する。
ガコン、と軽快な音を立てて、アームは完璧なタイミングでぬいぐるみを見事にキャッチした。
「あ……取れた! 嘘、一発!?」
思いがけない出来事に、佐奈は興奮して玲央の腕に抱きついた。
そして、その頼もしい横顔を見上げて、無意識に声が漏れた。
「すごい……玲央くん、かっこいい!」
予想外の直球の褒め言葉に、玲央は一瞬フリーズし、耳まで真っ赤に染め上げた。
動揺を隠すように、少しだけ目を逸らしてブスッとした表情を作る。
「……お前、そういう不意打ちは反則だって。心臓に悪いだろ」
少しだけ怒ったような、でもどこか甘い声でそう言うと、玲央はそのまま佐奈の距離を詰め、優しくその額に自分の唇を押し当てた。
「……これでおあいこね」
不意のキスに、今度は佐奈が顔を真っ赤にして固まってしまう。
ゲームセンターの騒がしい音も、二人の鼓動の速さには勝てないような、そんな熱い夜だった。