見積もりには書けないもの
第十七話 『泣いてる羊』
誰もいなくなった事務所で、一人携帯を開く。
「森下さん 1」
LINEを開くと、すぐに目に飛び込んできた。
「あ……」
さっきのLINEも、森下さんからだったんだ。
既に画面に映っているスタンプ。
悲しさを表す羊。
既読をつける。
悲しさを表す羊だけが、俯いて涙を流していた。
「え……どーゆーこと??」
俺は、すぐには整理がつかなかった。
なんかあったのか?
いや、駆けつけるか?
いや、まずはLINEを理解しろ。
慌てながらも、最初のLINEを読み返す。
そして、泣いている羊と紐付けた。
既読スルーに泣いてたのかも……
でも、今返して良いのかな。
一人じゃないかもしれない。
もうすぐ八時か……
微妙か……
LINEを開いたまま、どうすることもできない俺がいた。
でも、まず謝ろう。
そう決めた俺は、ごめんなさいのスタンプを送った。
そして、現場から見積もりまでの流れを……
結局、長々と伝えてしまった。
さすがにこれは……
色々含めて減点だな。
そう思っていたら、
すぐに既読がついた。
ピコーン。
返信も、すぐにくれた。
「森下さん 1」
LINEを開くと、すぐに目に飛び込んできた。
「あ……」
さっきのLINEも、森下さんからだったんだ。
既に画面に映っているスタンプ。
悲しさを表す羊。
既読をつける。
悲しさを表す羊だけが、俯いて涙を流していた。
「え……どーゆーこと??」
俺は、すぐには整理がつかなかった。
なんかあったのか?
いや、駆けつけるか?
いや、まずはLINEを理解しろ。
慌てながらも、最初のLINEを読み返す。
そして、泣いている羊と紐付けた。
既読スルーに泣いてたのかも……
でも、今返して良いのかな。
一人じゃないかもしれない。
もうすぐ八時か……
微妙か……
LINEを開いたまま、どうすることもできない俺がいた。
でも、まず謝ろう。
そう決めた俺は、ごめんなさいのスタンプを送った。
そして、現場から見積もりまでの流れを……
結局、長々と伝えてしまった。
さすがにこれは……
色々含めて減点だな。
そう思っていたら、
すぐに既読がついた。
ピコーン。
返信も、すぐにくれた。