愛故に
☆☆☆
付き合ってからの毎日は、驚くほど幸せだった。
朝は「おはよう」夜は「おやすみ」
講義の合間には短いメッセージ。
バイトが終われば、どちらからともなく待ち合わせる。
バイトがかぶらない日はわざわざ彗斗くんが迎えに来てくれて、送ってもらうがてら少しドライブしてお話したり。
「美月は今日も可愛いね。」
「もう、彗斗くんってば毎日言うね。」
「だって本当のことだし。言ったらいや?」
「……もう…そんなことないもん。」
彗斗くんと手を繋いで歩くこの時間が好き。