『付き合ってない、たぶん』上
蓮の、不器用で、重すぎるほどの愛の告白。

東京へ行ってしまうかもしれない。

今のこの、バグるほど距離の近い毎日が、文字通り全て崩壊してしまうかもしれない。

その恐怖と絶負を一番抱えているのは、他の誰でもない、覚悟を決めた蓮自身だった。

部室に、重苦しい沈黙が流れる。

中等部からの絆。

エスカレーター組の、言葉がなくても信じ合える空気。

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