隣の席の佐竹くんには…
「ちくわパンあったよー。今日はノーマルっぽい……あ、今話題のカップルだ」
土屋君がヘラッとした調子で二人を見て言うと、「もう、土屋君たら!」と、松野さんが照れるように笑う。
「なぁんだ、梅沢先輩。土屋君にパン買わせに行かせてたんですかぁ?」
「違う違う。オレが勝手にしたの。こんな人混みの中にミャーちゃん放り込むわけにはいかないじゃん?」
キメ顔を向けてくる土屋君。
「そうなんですか。土屋君、お優しいですね。お二人が仲が良さそうで安心しましたよ」
土屋君と仲良しみたいな空気にしようとするのやめてほしい。
…だけど…
正直、今は土屋君の明るいテンションに助けられている。
複雑な感情を抱きながらも、ホッとしてしまった。
「……松野さん、もう行こう」
「あっ、はい!では、お二人とも、また」
無表情に近い顔で佐竹君は、ツカツカと歩いて行く。
その後ろを、満足そうな顔で松野さんが追いかけていった。
…佐竹君、機嫌悪かった?
土屋君から受け取ったパンを握りしめながら、佐竹君の後ろ姿を見送った。
土屋君がヘラッとした調子で二人を見て言うと、「もう、土屋君たら!」と、松野さんが照れるように笑う。
「なぁんだ、梅沢先輩。土屋君にパン買わせに行かせてたんですかぁ?」
「違う違う。オレが勝手にしたの。こんな人混みの中にミャーちゃん放り込むわけにはいかないじゃん?」
キメ顔を向けてくる土屋君。
「そうなんですか。土屋君、お優しいですね。お二人が仲が良さそうで安心しましたよ」
土屋君と仲良しみたいな空気にしようとするのやめてほしい。
…だけど…
正直、今は土屋君の明るいテンションに助けられている。
複雑な感情を抱きながらも、ホッとしてしまった。
「……松野さん、もう行こう」
「あっ、はい!では、お二人とも、また」
無表情に近い顔で佐竹君は、ツカツカと歩いて行く。
その後ろを、満足そうな顔で松野さんが追いかけていった。
…佐竹君、機嫌悪かった?
土屋君から受け取ったパンを握りしめながら、佐竹君の後ろ姿を見送った。