隣の席の佐竹くんには…
リナの言葉に、首を横に振った。

「ごめんなさい。あまり二人で過ごす時間がないので、遠慮してもらえます?」

淡々と断りを入れた。

けど…

「オレも、リナちゃんと話がしたい」

佐竹さんが、リナに真っ直ぐな目を向けてハッキリと言った。

「えっ…あの…っ!」

佐竹さんまで…どうして!?

(土屋君との計画が…)

焦りが顔に出そうになるのを、必死に抑えた。

「少しでいいから。リナちゃんと話させてほしい」

そう言って、焦るように佐竹さんは私に顔を向ける。
瞳が微かに揺れているのに、強く訴えかけるような視線。
今まで見たことのない強い瞳だった。

「っ……」

それ以上抵抗の言葉が出てこなくなってしまった。


「…わ、わかりました。少しだけなら…」

「ありがとう」
「彼女さん、ありがとう」

二人にお礼を述べられたところで、納得はしていない。


視線を交える佐竹さんとリナに、反発したい気持ちが体中に駆け巡る。

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