隣の席の佐竹くんには…
♦︎佐竹side♦︎



今日は、梅沢さんがよそよそしく感じるのは気のせいだろうか?

オレ…なにかしたかな?

昨日も屋上に来たかと思ったら逃げるようにすぐ帰っちゃったし…。

もしかして、一人屋上で練習してたことに対して“こいつ変なヤツ”って認識されたとか?

でも、そう思ってたとしても、梅沢さんは普通に接してくれそうな気がする。

そう思えるのは、こんな前髪を伸ばした怪しい見た目をしていても、自然と接してくれるからだ。


梅沢さんには不思議と気を許せるんだよなぁ…。


いつの間にか、それが当たり前になっていた。

だからこそ、いつもと違う雰囲気の彼女が気になってしまう。

そんなことを一人考えていたら、梅沢さんが教室に戻ってきたのが目に止まった。

けど、宮下さんに声をかけられると、教室には入らずに廊下のほうへと歩いていってしまった。

先生に呼び出しされたのかな?
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