めじるしチャームの怪

だけどそんなことは気にしない。
今日こそ四種類目をゲットしてやるんだ!
そう思って回したカプセルの中身はゾウだった。
「なんだよ! 出ねぇじゃねぇかよ四種類目なんて!」
ゾウを地面に思いっきりたたきつけると、顔にひび割れが走った。
怒りに任せて何度も何度も踏みつける。
「ちょっと航ちゃん、もうやめようよ」
大樹がおろおろしだしたとき、トトトッと軽い足音が近づいてきた。
視線を向けると同じクラスの陽太がこちらへ向けて走ってくるのが見えた。
陽太はクラスの誰よりも背が低くて、腕なんて枝先みたいに細い。
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