めじるしチャームの怪
3年生で同じクラスになった澪ちゃんとは、休日にもよく遊ぶようになった。
あの日もふたりで公園で遊んでいた。
秋も深まってきた季節で、私はフード付きのパーカーを着ていた。
そのパーカーの紐がブランコの鎖に絡まって取れなくなってしまったのだ。
立ち漕ぎをしていた私は焦って地面に下りてしまい、パーカーに首を絞められるような状態になった。
そのとき一緒にいた澪ちゃんがすぐに大人の人を呼んでくれて助かったのだ。
後から知ったことだけれど、パーカーの紐が原因で事故死した子供が、実際にいるみたいだ。
だから、私にとって澪ちゃんは恩人だった。