リーガル・ラブ〜イケメン弁護士はお堅い彼女のハートを盗みたい〜
「こんにちは、壮志さん」
「こんにちは。どうぞ、上がって」
「はい、お邪魔します」
3日後の優香のオフの日。
スーパーで食材を買ってから、優香は壮志が入居した時以来初めて、サウスタワーの最上階に来ていた。
壮志の部屋に入ったのは、引越しの立ち会いの時だけだったが、随分印象が変わっていて驚く。
「わあ、カーテンがとっても素敵!」
リビングの奥の壁一面に、優香が選んだあの時のカーテンが絵画のように掛けられていた。
ブルーグリーンのベルベットのカーテンを両サイドに寄せ、その上にシャンパンゴールドのジャガード織りのカーテンをたゆませてタッセルでまとめてある。
「俺のセンスだと自信なくて。こんな感じでいいのか?」
「うん、すごくきれいです。夜になってベルベットのカーテンを閉めたら、小さな星の吊り飾りが映えるでしょうね」
「ああ。俺もそれは気に入ってるんだ」
「そうなのね、よかった。あっ、テーブルクロスもやっぱりいいね!」
ショールームで優香が話した通り、グリーンに赤いクロスをひし形に重ね、シルバーの細長いクロスを横にかけてキャンドルが置いてあった。
「これも気に入ってる。けど、いかんせん男の一人メシにはそぐわない」
「ふふふっ、そうなの?」
「申し訳なくなるくらいにね」
「じゃあ今日は私が張り切ってお料理作るね」
「ありがとう、楽しみにしてる」
壮志がエスプレッソマシーンでカプチーノを淹れ、しばらくおしゃべりを楽しむと、優香は早速キッチンを借りる。
壮志はそのままダイニングテーブルにパソコンを置いて仕事を始めた。
エプロンを着けて野菜を包丁でトントンと切っていると、いつの間に来たのか壮志が後ろから優香を抱きしめる。
「ひゃっ、壮志さん、危ないから」
「ごめん。なんかもう、感無量で」
「何が?」
「俺の部屋に優香がいてくれるのが。信じられなくて思わず確かめたくなった」
優香は包丁を置いて壮志を振り返る。
「壮志さん、ごめんなさい。私ずっとここに来るのをためらっていて……」
「わかってる。優香に無理をさせるつもりはなかった。だけどやっぱり、今こうして優香がこの部屋にいると嬉しくてたまらない」
「うん、私も。これからは時々遊びに来てもいい?」
「もちろん。デジタルの合鍵を発行して優香に送る。……やり方忘れたけど」
「ふふっ、かしこまりました。あとでご説明差し上げますね」
「頼りにしてます、コンシェルジュさん」
二人で笑い合ってからなぜだか胸がいっぱいになり、どちらからともなく顔を寄せて優しいキスを交わした。
「こんにちは。どうぞ、上がって」
「はい、お邪魔します」
3日後の優香のオフの日。
スーパーで食材を買ってから、優香は壮志が入居した時以来初めて、サウスタワーの最上階に来ていた。
壮志の部屋に入ったのは、引越しの立ち会いの時だけだったが、随分印象が変わっていて驚く。
「わあ、カーテンがとっても素敵!」
リビングの奥の壁一面に、優香が選んだあの時のカーテンが絵画のように掛けられていた。
ブルーグリーンのベルベットのカーテンを両サイドに寄せ、その上にシャンパンゴールドのジャガード織りのカーテンをたゆませてタッセルでまとめてある。
「俺のセンスだと自信なくて。こんな感じでいいのか?」
「うん、すごくきれいです。夜になってベルベットのカーテンを閉めたら、小さな星の吊り飾りが映えるでしょうね」
「ああ。俺もそれは気に入ってるんだ」
「そうなのね、よかった。あっ、テーブルクロスもやっぱりいいね!」
ショールームで優香が話した通り、グリーンに赤いクロスをひし形に重ね、シルバーの細長いクロスを横にかけてキャンドルが置いてあった。
「これも気に入ってる。けど、いかんせん男の一人メシにはそぐわない」
「ふふふっ、そうなの?」
「申し訳なくなるくらいにね」
「じゃあ今日は私が張り切ってお料理作るね」
「ありがとう、楽しみにしてる」
壮志がエスプレッソマシーンでカプチーノを淹れ、しばらくおしゃべりを楽しむと、優香は早速キッチンを借りる。
壮志はそのままダイニングテーブルにパソコンを置いて仕事を始めた。
エプロンを着けて野菜を包丁でトントンと切っていると、いつの間に来たのか壮志が後ろから優香を抱きしめる。
「ひゃっ、壮志さん、危ないから」
「ごめん。なんかもう、感無量で」
「何が?」
「俺の部屋に優香がいてくれるのが。信じられなくて思わず確かめたくなった」
優香は包丁を置いて壮志を振り返る。
「壮志さん、ごめんなさい。私ずっとここに来るのをためらっていて……」
「わかってる。優香に無理をさせるつもりはなかった。だけどやっぱり、今こうして優香がこの部屋にいると嬉しくてたまらない」
「うん、私も。これからは時々遊びに来てもいい?」
「もちろん。デジタルの合鍵を発行して優香に送る。……やり方忘れたけど」
「ふふっ、かしこまりました。あとでご説明差し上げますね」
「頼りにしてます、コンシェルジュさん」
二人で笑い合ってからなぜだか胸がいっぱいになり、どちらからともなく顔を寄せて優しいキスを交わした。