リーガル・ラブ〜イケメン弁護士はお堅い彼女のハートを盗みたい〜
「すごいご馳走だな」

壮志は優香が次々とダイニングテーブルに並べる料理に驚く。

「これ全部優香が?」
「そう。テーブルクロスがオシャレだから、フランス料理でまとめてみました」

チキンをバターで炒めて、白ワインと生クリームで煮込んだフリカッセ。
薄切りのポークにハムとチーズを挟み、衣をつけて揚げたコルドン・ブルー。
ズッキーニやパプリカやナスを、トマトとオリーブオイルでじっくり煮込んだラタトゥイユ。

温めたフランスパンを添えると、壮志がとっておきのワインを開けた。

「二人の夜に」

見つめ合って乾杯し、料理を味わう。

壮志はどれも美味しいと言って、次々と手を伸ばした。

デザートのアップルパイにバニラアイスを添え、紅茶を淹れてソファに並んで座る。

食べ終えると優香は気持ちを落ち着かせてから、壮志に向き直った。

「壮志さん、これからのことをお話しさせてください。と言っても、私の中では何も考えがまとまっていなくて。だけど一人で考え込むのはやめます。二人のことだから、あなたと一緒に考えていきたい」
「ああ、わかった」

壮志も真剣な表情で頷いてみせた。
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