アイドル・プロデュース!
見慣れた廊下
見慣れた風景
私はそんな道のりを辿り、響さんのされるがままに社長室の扉を開けた
ガチャ
「やあ。
よく来たね」
「お久しぶりです社長っ…!
でも、突然どうしたんですか?
緊急事態、なんて…」
社長の机で待っていた社長・柳田さんに声をかける
「ふふっ
とりあえずそこに座って、モニターを見てみてくれるかい?」
訳も分からないまま、ひとまず社長に指定された席に響さんと座ると、モニターがピッと画面を映し出す
「これ…」
「うちで今度デビューさせたいと考えている候補生達だよ。
それでね、過去の君の実力と人を見る目を買って、この中で最良だと思うメンバーを選ぶ最終審査の審査官になって欲しいんだ。」
私が、メンバーを…?
「ひとまず…お話はわかりました。
でも、そんな重大な役目を私がいいんですか?」
「君だから任せたいんだ。
" 星屑Drops "があそこまで大きくなれたのは、リーダーである君の力が大きかったからね。」
「そんなことはありません。
確かにグループ自体は大きくなりましたが、1番の力は社長や響さん達のようなスタッフの皆さんに支えていただいたからです。」
そう伝えると、「君らしいね」と微笑んでくれた2人
「じゃあ君を支えた僕らからのお願いだ。
君を指名したい。いいかな?」
…ふふっ
「…はいっ
私でよければ、喜んでっ」
「よしっ
じゃあ今から一人一人自己紹介をしていくように頼んであるから、印象のある子を言って行ってね」
「了解です。」
『それではただいまより、自己紹介をして頂きます。
名前、特技、アイドル志望理由をお話ください。』
モニターから、面接官の人の声が入る
『それでは、No.1 の方からどうぞ。』
『はい!』
それから次々に番号の人が呼ばれていく
その時だった──。
『No.18 の方』
『はいっ!』
…真っ赤な、太陽みたいな人だな…。
『星野 陽。
特技は歌とダンスです!
アイドルになりたいと思った理由は、自分の歌とダンスで聞いている人を、1人でも幸せな気持ちで満たしたいと思ったからです…!』
「!」
『私は、自分の歌声で…
大好きな人を、大切な人を幸せにしたい。
幸せで満たされて欲しい。
そう思って、アイドルに志願しました。』
…まるで、" ─── " を見ているような。
「ふふっ」
「これで全員…かな。」
最終審査なだけあって、残っている人は少なかった。
でも…
「君はどうだった?」
「…逸材揃いでしたね。
でも、その中でも特に『ダイヤの原石』としての輝きを持っていたのは…
この人達だと、私は考えます。」
机の上にあった沢山の履歴書の中から、私の中でも良かった人の履歴書を5枚、引っ張り出す
「この方達を、推薦します。」
─私の思いは、固まっていた。
「今日は来てくれてありがとう。
緊急事態、なんて慌てさせちゃったかな?」
「驚きましたよっ…!
久しぶりのご連絡でしたから。」
「ははっごめんごめん」
「それでは失礼しますね。
今日はありがとうございましたっ!」
「あ、帰るのはもう少し待ってくれないか。」
「えっ?」
何かあったかな?
「実はね、君に折り入って相談があるんだ」
「相談…?」
「入ってくれ」
「はいっ」
ドアから1人の男性の声が聞こえてくる
…あれ、この声は確か…
ガチャ
扉の開閉とともに現れたのは、5人の男の子達
この子達、さっきのっ…!
「集まってくれてありがとう。
そして、おめでとう。
今日から君たちを我が事務所のアイドルとして、迎え入れる!」
「!」
「俺達が…」
「やったーっ!」
「凄く嬉しいですっ…!」
「フッ当然だね。」
ふふっ
突発的な報告にも、リアクションが凄くいい。
この人達ならきっと、沢山の人気が取れるだろう。
「で、もう1つの発表だ。
君たちのプロデューサー兼マネージャー補佐を、彼女に任せたいと思っている。」
うんうん。
響さんならきっと…
…ん?
彼女?
すると、社長の目が私に向いていることに気が付いた。
…まさか…。
いや、まさか…ね
すると、響さんが満面の笑みで「やったね、碧音ちゃん!」と告げる
…まさか…
「この、小林 碧音くんにね」
「へっ」
…っそんな、事…有り得ないよね…?
見慣れた風景
私はそんな道のりを辿り、響さんのされるがままに社長室の扉を開けた
ガチャ
「やあ。
よく来たね」
「お久しぶりです社長っ…!
でも、突然どうしたんですか?
緊急事態、なんて…」
社長の机で待っていた社長・柳田さんに声をかける
「ふふっ
とりあえずそこに座って、モニターを見てみてくれるかい?」
訳も分からないまま、ひとまず社長に指定された席に響さんと座ると、モニターがピッと画面を映し出す
「これ…」
「うちで今度デビューさせたいと考えている候補生達だよ。
それでね、過去の君の実力と人を見る目を買って、この中で最良だと思うメンバーを選ぶ最終審査の審査官になって欲しいんだ。」
私が、メンバーを…?
「ひとまず…お話はわかりました。
でも、そんな重大な役目を私がいいんですか?」
「君だから任せたいんだ。
" 星屑Drops "があそこまで大きくなれたのは、リーダーである君の力が大きかったからね。」
「そんなことはありません。
確かにグループ自体は大きくなりましたが、1番の力は社長や響さん達のようなスタッフの皆さんに支えていただいたからです。」
そう伝えると、「君らしいね」と微笑んでくれた2人
「じゃあ君を支えた僕らからのお願いだ。
君を指名したい。いいかな?」
…ふふっ
「…はいっ
私でよければ、喜んでっ」
「よしっ
じゃあ今から一人一人自己紹介をしていくように頼んであるから、印象のある子を言って行ってね」
「了解です。」
『それではただいまより、自己紹介をして頂きます。
名前、特技、アイドル志望理由をお話ください。』
モニターから、面接官の人の声が入る
『それでは、No.1 の方からどうぞ。』
『はい!』
それから次々に番号の人が呼ばれていく
その時だった──。
『No.18 の方』
『はいっ!』
…真っ赤な、太陽みたいな人だな…。
『星野 陽。
特技は歌とダンスです!
アイドルになりたいと思った理由は、自分の歌とダンスで聞いている人を、1人でも幸せな気持ちで満たしたいと思ったからです…!』
「!」
『私は、自分の歌声で…
大好きな人を、大切な人を幸せにしたい。
幸せで満たされて欲しい。
そう思って、アイドルに志願しました。』
…まるで、" ─── " を見ているような。
「ふふっ」
「これで全員…かな。」
最終審査なだけあって、残っている人は少なかった。
でも…
「君はどうだった?」
「…逸材揃いでしたね。
でも、その中でも特に『ダイヤの原石』としての輝きを持っていたのは…
この人達だと、私は考えます。」
机の上にあった沢山の履歴書の中から、私の中でも良かった人の履歴書を5枚、引っ張り出す
「この方達を、推薦します。」
─私の思いは、固まっていた。
「今日は来てくれてありがとう。
緊急事態、なんて慌てさせちゃったかな?」
「驚きましたよっ…!
久しぶりのご連絡でしたから。」
「ははっごめんごめん」
「それでは失礼しますね。
今日はありがとうございましたっ!」
「あ、帰るのはもう少し待ってくれないか。」
「えっ?」
何かあったかな?
「実はね、君に折り入って相談があるんだ」
「相談…?」
「入ってくれ」
「はいっ」
ドアから1人の男性の声が聞こえてくる
…あれ、この声は確か…
ガチャ
扉の開閉とともに現れたのは、5人の男の子達
この子達、さっきのっ…!
「集まってくれてありがとう。
そして、おめでとう。
今日から君たちを我が事務所のアイドルとして、迎え入れる!」
「!」
「俺達が…」
「やったーっ!」
「凄く嬉しいですっ…!」
「フッ当然だね。」
ふふっ
突発的な報告にも、リアクションが凄くいい。
この人達ならきっと、沢山の人気が取れるだろう。
「で、もう1つの発表だ。
君たちのプロデューサー兼マネージャー補佐を、彼女に任せたいと思っている。」
うんうん。
響さんならきっと…
…ん?
彼女?
すると、社長の目が私に向いていることに気が付いた。
…まさか…。
いや、まさか…ね
すると、響さんが満面の笑みで「やったね、碧音ちゃん!」と告げる
…まさか…
「この、小林 碧音くんにね」
「へっ」
…っそんな、事…有り得ないよね…?

