世界で一番大切な親友へ
美優の右手を握っていた乃愛の指先から、ゆっくりと力が失われていく。


繋いだ手が、ベッドの上に力なく落ちた


乃愛は、綺麗な笑顔を浮かべたまま、静かにその瞳を閉じた



ピーーーーーーーーーーーー



病室に、冷酷な一本の電子音が鳴り響いた。


モニターの波形が、完全に平らな直線へと変わる


「乃愛? ねえ、乃愛……嘘でしょ? 目を開けてよ……!」


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