海洋生物に愛されて、夜も眠れない!?
「シャチって人間を襲ったりしないんじゃなかったっけ?」

私が訊ねると、あおいくんは一瞬キョトンとした後、フフッと笑う。

「やだなぁ〜。自分の言う「食べる」は捕食するって意味じゃありませんよ。何なら、実践してみますか?」

あおいくんが私を見つめる。頷いたらダメな気がして、私は首を横に振った。

「それはダメ。それより、せっかくの休みなんだしデートでもする?」

「じゃあ、お家デートしたいです!自分、観たい映画があって。一緒に観ませんか?」

あおいくんの提案に私は頷いた。映画をのんびり観るだけなら、変なことはされないよね。

「自分、準備しますね!」

あおいくんがキッチンに向かい、飲み物や映画のお供である食べ物を用意し始める。私も一緒に準備しようとすると、あおいくんに手で制される。

「海良さんは座って待っててください。すぐ終わりますから!」

「じゃあ、お言葉に甘えるね」

ソファに座ってあおいくんを待つこと数分。あおいくんが、「お待たせしました〜!」と飲み物と料理を手にやって来る。
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