海洋生物に愛されて、夜も眠れない!?
「あ、あおいくん!!」

「フフッ。可愛い」

逃げようと起き上がろうとすると、あおいくんに手を掴まれ、布団に縫い付けられてしまう。逃げられない。

「シャチから逃げられると思ってます?」

あおいくんが得意げに笑う。私がドキドキして何も言えずにいると、ドアが開いてひなたくんとギンさんが入ってきた。よかった。この二人ならこの状況を止めてくれるはず!

「あっ、あおいくん抜け駆けずるい!みんなで海良を愛そうって決めたじゃん!」

「まだ海良にも説明してなかっただろ」

ん?話が変な方向に向かってる?あおいくんが渋々といった様子で私を離した。私は布団から起き上がり、三人を見る。

「えっと、どういうこと?説明してもらってもいい?」

三人を代表してギンさんが言った。

「俺たちは海良を愛している。だから、海良に危険が及ばないようにGPSを使って見守ったり、時には尾行したりしてきた」

「えっ!?GPS!?」

突然の告白に面食らう。だから零に襲われた時、三人とも来てくれたのか。ギンさんの説明は続く。
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