有名バンドの歌姫は無の美少女でした
「…お前のは、趣味程度じゃ、ない!」


あまり喋らない中野さんがいきなりそう言った。

いや、怒鳴ったの方が正しいのかもしれない。


「あんなに楽しそうにするなら、絶対、趣味程度じゃ、ない!

 特に、歌!蓮華さん、気付いてないかもしれないけど、俺には凄く楽しそうに見えた!」



勢いよく怒鳴る中野さんを見て、私達は静まり返った。

いや、なんか、ギャップがさ……。


でも、それほど中野さんは、音楽が好きなんだろうな……。

そう実感した。


でも、やっぱり――


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