有名バンドの歌姫は無の美少女でした
「…明の言うとおりだ」


蓮司がそう言った。


「お前のは、趣味程度じゃない。
 
 双子なんだから、それくらい分かる。

 だから、俺達といっしょに、音楽をやらないか?


 ―――蓮華。」



「っーー!」


やっぱり、蓮司はさすがだ。

私の、言って欲しいことが分かってる。


すると頬に、冷たいモノが流れた。


「…え⁈蓮華ちゃん⁈」


「は、おま、泣いて…」


灰野さんと春途さんが驚いたように言った。



「泣いて、る……のか…」


うわぁ、久しぶりに泣いたよ…。



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