まだ青い彼
現実に返ったのは、身支度のために鏡の前へ立った時だった。
まともに寝ていない飲んだ翌朝のすっぴんはひどいものだった。それを若くて綺麗な男の子の前で、至近距離で晒したのだからいたたまれない。
「もうちょっとゴロゴロしときたかったんだけど」
ベッドで一人ゴロゴロしてる彼から文句が飛んでくる。
「あのねぇ、コンディションの悪い素顔を何とか見れる状態にするのに時間がかかるんだってば」
「平気だって。気にするほどじゃ」
「あなたは黙ってて」
この子に言われると倍は腹が立つわ。
ベッドから吹き出す声が聞こえた。
「ね、どっか行こうなんて言わないからせめてどっかで朝ごはん食べて帰ろ。腹減った」
「……わかったわよ」
私が頷くと彼は満足そうに笑い、ギリギリまでベッドでゴロゴロしながら私がメイクするのを見ていた。ああ、もう恥ずかしい。
外に出ると一気に異世界から戻ってきた気分だ。
「近くのカフェでいい? 」
「うん」
朝からカツサンドにかぶりついてる若者を横目にパンケーキを口に運ぶ。
「よく食べるわね」
「あー、うまいよ。食べる? 」
「遠慮しとく。朝から揚げ物は……」
「ゆーて、そんなカロリー変わらないと思うよ、そのホイップ」
「確かに」
でもさ、疲れてたんだもん、甘いもの食べたいじゃない、と心の中で言い訳する。
「この後どうすんの」
「えっと、買い出しに、掃除して、洗濯して、寝不足だから早めに寝るかな」
「ぶれないな。もうちょっと俺といたい、みたいなの無いの」
言われてきょとんとしてしまった。
ずっとこんな生活をしてきて、恋人も社会人だったら無茶のないリズムで会っていた。
「そっか、週明けの事考えたらリズム崩したくなくて……」
「はは、そっか。なるほど、社会人ってほんと忙しいだね」
「……ごめん。えっと、だから……」
年相応の子と付き合ったらどう、って私は思うんだけど。
まともに寝ていない飲んだ翌朝のすっぴんはひどいものだった。それを若くて綺麗な男の子の前で、至近距離で晒したのだからいたたまれない。
「もうちょっとゴロゴロしときたかったんだけど」
ベッドで一人ゴロゴロしてる彼から文句が飛んでくる。
「あのねぇ、コンディションの悪い素顔を何とか見れる状態にするのに時間がかかるんだってば」
「平気だって。気にするほどじゃ」
「あなたは黙ってて」
この子に言われると倍は腹が立つわ。
ベッドから吹き出す声が聞こえた。
「ね、どっか行こうなんて言わないからせめてどっかで朝ごはん食べて帰ろ。腹減った」
「……わかったわよ」
私が頷くと彼は満足そうに笑い、ギリギリまでベッドでゴロゴロしながら私がメイクするのを見ていた。ああ、もう恥ずかしい。
外に出ると一気に異世界から戻ってきた気分だ。
「近くのカフェでいい? 」
「うん」
朝からカツサンドにかぶりついてる若者を横目にパンケーキを口に運ぶ。
「よく食べるわね」
「あー、うまいよ。食べる? 」
「遠慮しとく。朝から揚げ物は……」
「ゆーて、そんなカロリー変わらないと思うよ、そのホイップ」
「確かに」
でもさ、疲れてたんだもん、甘いもの食べたいじゃない、と心の中で言い訳する。
「この後どうすんの」
「えっと、買い出しに、掃除して、洗濯して、寝不足だから早めに寝るかな」
「ぶれないな。もうちょっと俺といたい、みたいなの無いの」
言われてきょとんとしてしまった。
ずっとこんな生活をしてきて、恋人も社会人だったら無茶のないリズムで会っていた。
「そっか、週明けの事考えたらリズム崩したくなくて……」
「はは、そっか。なるほど、社会人ってほんと忙しいだね」
「……ごめん。えっと、だから……」
年相応の子と付き合ったらどう、って私は思うんだけど。