my memory love 〜あの時の約束〜
♪〜ピンポーン
「はーい」
ーーーガチャッ
「お邪魔します」
「あれ、なっちゃんは?」
「なんか、用事あるから遅れるって」
「そ、そうなんだ、どうぞ〜…」
絶対わざとだよね、なっちゃん……
仁は玄関で靴を脱ぎ、洗面所で手を洗った。
「誰もいないし、リビングでやろっかー」
「泉ちゃんの部屋は?ある?」
「あ、あるけど…」
「泉ちゃんの部屋がいい」
男の子を家にあげたことも
自分の部屋に入れるのも
初なんですけどぉおおおお!?
あ、ハチはのぞいて。
「い、いいけど…」
そう言いながら2階にあがり、私の部屋に案内した。
ーーーガサゴソッ
仁はコンビニで買ってきたであろう袋から何かを取り出した。
「はい、これあげる」
「え、ありがとう!私甘いもの大好きー!」
袋から取り出したのは、チョコとかグミとかとりあえず甘いものがたくさん。
「よかった、俺も」
「うそ!?仁、甘いの好きなの?……意外!!」
クールでスンっとしてる見た目からは想像もつかなかった。
「私そういえばさ、仁の好きなものとか何にも知らなかったよ。だからなんか嬉しいかも!」
「好きな人は?」
「……え?」
「泉ちゃん好きな人いるの?」
「………えっとー…」