my memory love 〜あの時の約束〜
ーーーガチャガチャッ
俺はこいつより先に泉の部屋に向かった。
「泉ー!!ガチの遅刻だぞ、起きろー!!」
「……うぅーん…」
腹ポリポリかいてんじゃねーぞ!早くしろよ〜…
「……ふぁ〜……えぇ!?ちょっとどいて!!」
泉はものすごい勢いで下に降りて行き、顔を洗い歯磨きをしながらリビングの扉を開けた。
ーーーガチャッ
「……ひ、ひん(じん)!?」
「おはよ、泉ちゃん」
仁のやつ何呑気に笑ってんだよ。
「驚いてないで早く支度しろ!!」
「ふぁ、ふぁんでひんが(なんでじんが)!?」
「いーからはやく、ほらも行くぞ!」
泉はうがいをして、速攻で着替えて……リップをつけて玄関で靴を履く。
その色……いつもつけてないくせによぉ。
「仁!なんでいるの?」
「泉ちゃんのこと、迎えに来た」
「えぇ!?」
「俺チャリこぐから、後ろ乗って」
そういうと仁は泉のチャリにまたがって、後ろに泉をのせた。
……泉はすげぇ嬉しそうに笑ってる。
俺はそれをただみてることしかできなかった。
なんでそんなに楽しそうなんだよ……お前ら。