my memory love 〜あの時の約束〜
「仁、いいの?なんかあの子、仁と話したそうだったけど」
「俺は話すことは何もない」
は、はははー…
私はなっちゃんとハチと顔を見合わせる。
「お腹空いたし、休憩しよ!
私何か買ってくるねー、ほら八谷も行くよ」
「えぇ、なんで俺?」
「いーから、はやく!」
「え、ちょ!!!なっちゃん!」
なんで私を置いていくのさ…この状況で…
必然的に仁と2人きりになってしまった。
「さ、さっきの美沙ちゃん?かわいかったねー!!あまりにも可愛くてモデルさんかと思っちゃたよー!」
「俺はそうは思わないけど」
「そ、そっかぁ」
もうこの話にふれてはいけない
うん、そうしよ。
「はいおまたせ〜食べよ食べよ〜」
「てかさっきのめっちゃ可愛い子、仁の元カノだったり〜?」
「ぶっ……!!!!!」
「ちょっと泉、大丈夫〜」
そういいながらなっちゃんが溢れたジュースを拭いてくれた
ハチ、お前はなんてデリカシーのない男なんだよ!(聞けてラッキー⭐︎)
「そうだけど」
「えぇ!?」
いやまってまって普通に答えてくれるの???てか何、え?!元カノ?!
「なんで別れたんだ?」
「まぁ、色々」
…まぁイケメンと美少女だもん、そりゃあお似合いカップルだわ。
「西原くん、今は彼女いないでしょ?」
「うん」
「だって、泉♪」
私の方に振り向いて小声でつぶやくなっちゃん。
「いやだからなんで?」
そんな私の言葉はなっちゃんには届かず、女子更衣室に移動。
「泉ってさ、ちょっとわかりやすいとこあるよね〜」
「なにが?」
「西原くんのこと!明らかに緊張してるし、私は見てて飽きないけど♪」
「はい!?
まぁでもちょっと女の子慣れしてるから、私はなんていうか……」
「たしかに、『泉ちゃん』って呼んでたし」
「え、うそ、いつ!!」
「嘘でしょ?もー」
「ねぇ教えてよ、なっちゃん!!」
「え、やだ♡」
ねぇ〜教えてよ〜といいながら、私たちはプールの入り口のゲートを出た。