チャラ男も笑えば雑巾に当たる

「お子ちゃまに大人気のココナッツミルクティーしか勝たんとか叫ぶやつがよく言うよ」

「逆に悠里は渋いよねえ、お茶はお茶でも煎茶だもん」

「あっはー!見た目お子ちゃまでも中身おっさんなんだわ実は!くすくすくすっ」

「……うるさいおばさん」

「はあ?今なんつった?」

「あーやめやめ二人ともイチャつくのはあとでにしてえ〜今日はお客さんもいるからあ」

「「どこがイチャついてんだよ!?」」

「わあ息ぴったり」


漫才のようにトントン拍子に進む犬井駆と蜂技くんとさとみさんの会話。

仲の良さが伝わってくるし見てて飽きない。

というか蜂技くんってこんなにジョウゼツだったんだ、教室では寡黙なのにさとみさんがいるとこんな感じかぁ。
そっか、こっちがほんとうの蜂技くんな気がして犬井駆の教えてくれた情報ともかみ合ってくる。
意外と甘えたがり、というのもいつか見てみたい。


「す、すごいですね……」


控えめにそうコメントを残せばくすくす笑ってくれるさとみさん。

さてさてやりましょかー、と一声のあとはみんな静かにペンを握る。
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