チャラ男も笑えば雑巾に当たる

「そ。家族ぐるみで仲良いんだよねぼくたち。しょっちゅうみんなでバーベキューとか遊園地とか行くんだあ」

「そ、そうだったんだ……」


はあ、と肩の力が抜けて背もたれにからだを預ける。

夏の青空にふわふわの入道雲。
綿菓子みたいでおいしそう。

でも彼らは綿菓子みたいに甘い関係ではないらしくひと安心。


「で、みのりんは悠里のことが好きなんだね」

「うん、だから好きなタイプとかいろんな情報をあんたからちょうだいしたいなあと思っ……って、なんでバレてるの!?」

「ふは、ここまで話して気づかないほうがおかしいでしょ」

「くっ……これは極秘情報なので取り扱いには十分ご注意くださいね犬井駆くん、1ミリでも外部にもれたらあんたの首は無くなると思いたまえ。よろしくて?」


動揺しまくりのおかしな口調はもはやこれが本来の私なのでは。

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