チャラ男も笑えば雑巾に当たる
「あれれ、みのりーん?どうしたの、早く早く!」
カナミが呼ぶ。
「っあ、うん」
その輪に入っちゃうとかすごい場違い感。
いいのかな、私なんかがそこにいて。
早足で近づく。
自然と前に二人、後ろに二人、蜂技くんのとなり。
「小川さんってああいうキャラだったんだ」
前を歩く二人に気後れする私を横目に、蜂技くんがぼそっと言った。
「えっ?」
「いつもふざけてる男子とか注意してるからもっとしっかり者で真面目なのかなって思ってた、委員長みたいに」
「……そ、うだね」
別に悪く言ってるとかそんなんじゃない。
淡々と思ったことを口にしている、そんな感じ。
新品公園はすぐに着いて、カナミの言うとおりどの遊具もピカピカだった。
「わあすごいきれいな公園」
犬井駆がぐるっと見渡す。
「見てー!めずらしい遊具!どうやって遊ぶのこれ?」
カナミが何だかよくわからないグネグネした支柱と円盤のついた遊具に乗ってぐわんと一周する。
目を丸くしてケラケラ笑うカナミにつられて犬井駆も爆笑しながら隣の色違いに乗る。