チャラ男も笑えば雑巾に当たる

「あっ、いたいたー!」


うわさをすればカナミが。


「二人ともお腹空いてなーい?そろそろランチにしよ……っきゃあ!」


ガシッと私に抱きついてこわいものでも見たのかのような表情をする。

あ、カナミは爬虫類むりだったっけ。


「あたしこれむり!早く行こうみのりんッ」

「うん、」


ちら、と犬井駆を見上げると、パチッと上手なウインクをくれた。

お祭りがんばって、と言われてるみたいで胸の奥がくすぐったくなった。


ランチを終えて外に出ると道端で風船とパンフレットを配っている係員さんがいて、受け取ると今日のお祭りの内容だった。


ふと犬井駆とカナミが顔を見合わせてうなずいた。

と思ったらすぐに戻って蜂技くんに近づく。


「悠里これ好きそぉー!行く?」

パンフレットを見るや否や瞳が輝く蜂技くん。


「行きたい」


即答じゃん!ほんとにお祭り好きなんだ!やばいかわいすぎるキュン死してまうて…!


「えーあたしそろそろ足疲れてきたぁ〜」

「えっカナミ大丈夫?お店もどって休憩しよっか?」

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