【続編】ふたりの恋のそだてかた。
――少しして、リビングの電気も消された音がする。
布団から出てこられないほど恥ずかしくて、ちょっと息苦しくなりながらその中で小さく蹲った。
(何回寝返っても爽真の匂いがする……いつもここで寝てるんだもんね。そりゃそう……)
ハッとして、頭を抱える。
(うわっ今ものすごいことに気づいちゃった!どうすんのこれ、もう寝られないんだけど!!!)
そんな風にジタバタしてる薄い壁一枚向こうでは。
(やらかした。ここで寝落ちてたんだから、そりゃ多少……残るよな……)
ソファで足を投げ出す爽真が、額に手を置いて呆然と天井を眺めている。
嵐は去ったというのに、この家の中だけは荒れている。
なのにお互い一歩も動けなくて、寝不足コースが確定した。