愛される星
「慌ててもしょうがないの!陣痛がきて、感覚を見てから病院に行こうねぇ。」
そう言われて安心したのか、少し眠りについた。
明け方には陣痛が始まっていてそれから病院へ行った。
分娩が始まると、お父ちゃんもお母ちゃんもオロオロしっぱなしだった。大家さんだけがここでも落ち着いていた。
それからお昼が過ぎた頃に、私は赤ちゃんを出産した。元気な元気な女の子。
この世に生を受け、元気よく泣いた女の子につけた名前は、キサチ。
希望を持ち、幸せを沢山見つけて欲しい。希幸、産まれてくれてありがとう。