禁断呪物を差し上げます。~死のタイムマシン~

鈴屋

乾いていた涙が出て頬を濡らした。
その後も止まることなくあふれ続ける。
たどり着いたのは近くの公園だった。
がむしゃらに走っていたせいで気がつかなかったがもう外は真っ暗だった。
走り疲れたので近くにあったベンチに腰掛ける。
その途端に視界がゆがむ。
再び涙があふれた。
顔を覆っても手の隙間から流れ出てくる。
人気のない公園に私の声だけが響く。
孤独だ。
仲間なんて、味方なんて一人もいない。
公園の冷たい風がそう言っているように感じた。
ふと、下の地面に私の靴じゃないものが映り込んだ。
チリン…
鈴?
反射的に顔を上げると目の前に小学生くらいの女の子がいた。
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