禁断呪物を差し上げます。~死のタイムマシン~
また更に無視をしていると母がしびれを切らしたのか声を荒げた。
「なんで何も言わないのよ!?アンタ最近おかしいわよ!?制服だって泥だらけだし――」
そこまで言って口をつぐんだ。
きっと続く言葉はこうだろう。
『傷も増えてるし。』
フッと笑う。
気づいてるなら心配してよ。
家族でしょ?
「とにかく、そんな部屋で一人でこもってないで勉強でもしてなさい!!テスト近いでしょ?」
その一言にカーと頭に血が上っていったのがわかった。
なによ!?
テストの方が大事!?
「お母さんになにがわかるって言うのよ!!」
私は生まれて初めて母に反抗した。
母は一瞬驚いた仕草を見せた後、「なによ!母に向かってその口調は!」
「もういい!!」
家を飛び出しあて先もなく走る。
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