禁断呪物を差し上げます。~死のタイムマシン~
「……………」
黙っているとみらびが一歩こちらに近づいてきた。
「違うなら何してんの?」
愛想よくニッコリ微笑むみらび。
言ったってどうせ…
投げやりな気持ちが出てくる。
「体操着だし、半ば間違えないね。」
確信めいたように良子は私を真っ直ぐ見つめる。
一体何を言いたいのか私には分からなかった。
「あ~あ。どうすんだろうねぇ。」
困ったように呆れたようにみらびが自分の頭をさする。
「とりあえず、教室行く?」
「まだ、休み時間じゃん。」
会話を飛ばし合いながら相談しているように見える。
暇になり自分の制服『だった』ものに目を向ける。
もうあれは私の制服じゃない…
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