禁断呪物を差し上げます。~死のタイムマシン~
なんとなくの思いで帰りに屋上に行く。
端っこに立って下をのぞくと思っていた以上に高い。
このまま力を抜けば確実に落ちる。
これで
終わらせるのもありかもしれない。
「……怖い。」
死の後は分からない。
どんな世界になっているのか。
賭けでもいやだ。
来世があるとも限らない。
人生で何回良いことをした?
もしいじめられてることが因果応報だったら?
行き着く先は――地獄だ。
未練がないと言い切れない。
――やめよう。
戻ろうと思い振り向くと目を真っ赤に泣きはらしたふみがいた。
その後ろにはたまきもいた。
全身で怒りを表していた。
思わず後ずさりしようと思いハッとする。
ここは屋上だ。
逃げ場がない――!!
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