禁断呪物を差し上げます。~死のタイムマシン~
第二章 二回目

タイムリミットは一週間

「――!――ん!」
何かが聞こえてくる。
「杏!!」
ハッとして目を開けると目の前には呆れた顔をするたまきの顔があった。
あれ?
でも、私死んだんじゃ…
地面にたたきつけられる瞬間が頭を駆け回る。
そうか。これは走馬灯か――
「な~にしてんの。ボ~としちゃって。」
久しぶりに聞く『杏』っていう声。
涙が出てくる。
「え?ちょっ…。急にどうしたの?」
「何でもない――」
涙をぬぐう。
その様子を見てホッとしたのか席に戻るたまき。
「も~!どうしたのかと思ったじゃん!」
そうだね~。と笑ったときに「あれ?杏じゃ~ん。」
いやな声が聞こえた。
「ふみじゃん。」
「たまきも可哀想だね~。こんなやつが友達だなんて。」
嫌みっぽく言う言い方にイラッとくる。
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