禁断呪物を差し上げます。~死のタイムマシン~
たまきに気を取られていた私はふみの手がそこまで迫っていることに気がつかなかった。
ふみの手は私の胸を押した。
体が斜めになる。
それからはスローモーションだった。
驚いて目を見開くたまき。
まずいと言う顔をするふみ。
たまきが駆け寄ってくる。
手を伸ばしたが寸前のところで届かなかった。
「え?」
頭が追いつかない。
理解したときにはもう私の頭は下を向いていた。
その瞬間止まっていた時が動き出た。
スピードが上がり地面が迫ってくる。
さっき死のうとはしたけどここまであっけないものだとは思わなかった。
しかも他人によるものだなんてなおさら――
もっといい締めくくりがしたかった。
たまきとも仲直りしたかった。
やりきれない感情が押し寄せてくる。
目をつぶると出てくるのはお母さんでもお父さんでも泣ない。
つぶると出てくるのはたまきの笑顔だった。
地面にたたきつけられる直前に見たのは最後までこちらに手を伸ばすたまきの姿だったーー
ふみの手は私の胸を押した。
体が斜めになる。
それからはスローモーションだった。
驚いて目を見開くたまき。
まずいと言う顔をするふみ。
たまきが駆け寄ってくる。
手を伸ばしたが寸前のところで届かなかった。
「え?」
頭が追いつかない。
理解したときにはもう私の頭は下を向いていた。
その瞬間止まっていた時が動き出た。
スピードが上がり地面が迫ってくる。
さっき死のうとはしたけどここまであっけないものだとは思わなかった。
しかも他人によるものだなんてなおさら――
もっといい締めくくりがしたかった。
たまきとも仲直りしたかった。
やりきれない感情が押し寄せてくる。
目をつぶると出てくるのはお母さんでもお父さんでも泣ない。
つぶると出てくるのはたまきの笑顔だった。
地面にたたきつけられる直前に見たのは最後までこちらに手を伸ばすたまきの姿だったーー