禁断呪物を差し上げます。~死のタイムマシン~

繰り返す理由

「――ん!杏!!」
聞き覚えのある声が聞こえ私は驚いた。
だって目の前には一週間前と同じ光景。
つまり、たまきがいたのだ。
また――戻った?
何か条件があるのかな?
たまきと喧嘩したら?
いいや、ちがう。
一回目は戻らなかった。
おそらく原因はこのくまだ。
あの、サカタの渡すものは子供のおもちゃではない。
ガチの本物のだ。
でも、サカタからはタイムマシンたと言うこと以外なんの説明もなかった。 
自分で考えろってことかな?
でも、使い方次第なんだよね?
慎重に使わないと…
あの言い方から数は分からないけどもっている不思議なものはこれだけではないだろう。
一回目はふみに突き飛ばされ屋上から転落したとき。
思い出すだけでもゾッとする。
二回目はボ~としていたせいで車にひかれたとき。
戻ったときに共通しているものは?
―――死?
両方とも私は確実ではないけど死んだ可能性は高い。
もしかしたら死んだらタイムスリップできる?
死んだら死んだだけ繰り返す。
―――なるほど。
私は家に帰ったらまっすぐ自分の部屋に行きかわいいと思ったから買ったけど使っていなかった古いちょっとほこり臭いノートを取り出した。
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