先生に、100回目の告白。
「え?ちょ、」
思わず掴んだ傘を押し返そうとする私を無視して、先生はサッと背を向け校内へと走っていってしまった。
その大きな背中と、鋭い目つきと声音に反して優しい言葉。
雨で冷えた身体に沁み込むように、先生の暖かさが伝わって、じんわりと滲んでいく。
そのぬくもりが心臓に伝わって、鼓動が早くなる。
え、なに??
私が先生のことを…??
いや、ないない!!
「ありえない!!」
ざわつく心を掻き消すように私は雨空に向かって叫んだ。