先生に、100回目の告白。
「ふうん。じゃあ、法学部に進むつもりか。」
笑ったり、突っ込んだりとかもなく
ただ当たり前のように受け止めて話を進める先生に、私は呆気にとらた。
その反応が一番嬉しいはずなのになぜか困惑した。
「あ…はい、でもどこの法学部に行ったらいいか分かんなくて。」
私がそう言うと、先生は少し考えた後、デスクの中から何やら資料の束を取り出して机の上に置いた。
それから資料をペラペラめくって、とあるページで手を止めた。
「この高校からの進学率が高い法学部はここだな。」
そう言うと先生はその資料の一部分を指差した。
「へえ、そうなんだ〜。」
先生が指をさした大学は、私の学力ならまあいけそうなところではあった。
「…だけど、司法試験の合格率が高いのはここ。」
そう言って先生が指差した大学に私は目をまんまるくした。
「うえっ!?ここ、めちゃ偏差値高いじゃん!」
この近辺では有名な難関大学をさす指に、私は目をまんまるくした。