攻略対象の想い人は、ナレ死予定の転生聖女 欠損を肩代わりしたら、なぜか曇った三英雄が執着してくるのですが?
「なるほどね……。エミリエは、1人では逃げられない状態だ。今後、彼女を戦場に連れて行くのは、どうかと思う」
「1人にするほうが、危険だ。エミリエは、俺が守る」
殿下も幼馴染も、私の身を案じて意見をぶつけ合っている。
このまま2人に任せておいたら、最終的には喧嘩へ発展しそうだ。
――私もちゃんと、意思表示をしなくちゃ。
そう考え、声を発した。
「私も、一緒に行きたいです」
「いいのかよ?」
「お役に立てることが、きっとあると思うので……」
ガザンも先程まで黙ってはいたが、親友と同じ気持ちだったようだ。
こちらの気持ちを聞いたあと、露骨に嫌そうな顔をしていたが……。
最終的には、ルドルフと顔を見合わせて頷き合う。
「わかった。僕たちの勝利条件は、エミリエを守り魔王を討伐すること」
「皆さんが五体満足で帰るというのも、重要視するべきです」
「そうだね……」
ルドルフはどこか遠くを見つめたあと、どこか冷え冷えとした印象を与えるオッドアイの瞳をこちらへ向け、静かに声を発した。
「1人にするほうが、危険だ。エミリエは、俺が守る」
殿下も幼馴染も、私の身を案じて意見をぶつけ合っている。
このまま2人に任せておいたら、最終的には喧嘩へ発展しそうだ。
――私もちゃんと、意思表示をしなくちゃ。
そう考え、声を発した。
「私も、一緒に行きたいです」
「いいのかよ?」
「お役に立てることが、きっとあると思うので……」
ガザンも先程まで黙ってはいたが、親友と同じ気持ちだったようだ。
こちらの気持ちを聞いたあと、露骨に嫌そうな顔をしていたが……。
最終的には、ルドルフと顔を見合わせて頷き合う。
「わかった。僕たちの勝利条件は、エミリエを守り魔王を討伐すること」
「皆さんが五体満足で帰るというのも、重要視するべきです」
「そうだね……」
ルドルフはどこか遠くを見つめたあと、どこか冷え冷えとした印象を与えるオッドアイの瞳をこちらへ向け、静かに声を発した。