攻略対象の想い人は、ナレ死予定の転生聖女 欠損を肩代わりしたら、なぜか曇った三英雄が執着してくるのですが?
「僕たちを英雄に仕立て上げたくせに、エミリエには無能聖女のままでいろと言うのですか」
「そう、怒るでない。これは、仕方のないことなのだ。我が王国にはすでに、聖女と呼ばれる女性が存在するのでな……」
ルドルフが「納得できない」と引き続き異を唱えたところ、マリラさんの話が出てきた。
――これも、私が生き残ってしまった弊害なのだろうか?
でも、原作には私が命を落としたあと、新たな聖女が生まれたなんて記載はなかったはずだ。
一体、何が起きているのだろう……?
「エミリエは、三英雄と呼ばれる僕達とともに旅を続けた仲間です。彼女だけがなんの賞賛も得られずに汚名を着せられたままなど、到底納得できるものではありません」
ルドルフが淡々と抗議を続ける中、三英雄と呼ばれるのに不快感を露わにするものが現れた。
「――エミリエがこのまま除け者にされるのであれば、俺は英雄の称号を辞退する」
それが、フェドクスだった。
彼の宣言を受けた直後は、誰もが「何を言っているんだ」と言わんばかりの表情で驚いていた。
陛下から爵位や家名まで受け取っておいて、辞退するなどありえないからだ。
「そう、怒るでない。これは、仕方のないことなのだ。我が王国にはすでに、聖女と呼ばれる女性が存在するのでな……」
ルドルフが「納得できない」と引き続き異を唱えたところ、マリラさんの話が出てきた。
――これも、私が生き残ってしまった弊害なのだろうか?
でも、原作には私が命を落としたあと、新たな聖女が生まれたなんて記載はなかったはずだ。
一体、何が起きているのだろう……?
「エミリエは、三英雄と呼ばれる僕達とともに旅を続けた仲間です。彼女だけがなんの賞賛も得られずに汚名を着せられたままなど、到底納得できるものではありません」
ルドルフが淡々と抗議を続ける中、三英雄と呼ばれるのに不快感を露わにするものが現れた。
「――エミリエがこのまま除け者にされるのであれば、俺は英雄の称号を辞退する」
それが、フェドクスだった。
彼の宣言を受けた直後は、誰もが「何を言っているんだ」と言わんばかりの表情で驚いていた。
陛下から爵位や家名まで受け取っておいて、辞退するなどありえないからだ。