君の歌声に恋をした。天才作曲家と無自覚天然少女。
家に帰ると歌を投稿している。
それが澪の日常になっていた。
ある日の放課後。
友達と校門を出たところで、澪はスマートフォンを確認した。
新しいメールが届いている。
件名を見て、澪の足が止まった。
「……え?」
「どうしたの?」
「これ……」
澪は画面を友達に見せた。
そこには、大手音楽制作会社の名前が表示されていた。
そして、その下には。
コラボレーションの依頼。
「……ええっ!?」
友達の声が響いた。