君の歌声に恋をした。天才作曲家と無自覚天然少女。
第七章 カフェの向こう側
ある休日。
澪は友達と街へ出ていた。
買い物を終えた二人が駅へ向かって歩いていると、友達が突然「あ」と声を上げた。
「どうしたの?」
「いや、あれ……」
澪も友達が見ている方向へ目を向ける。
カフェの大きな窓。
その向こう側に。
見覚えのある人物が座っていた。
「……小海さん?」
澪は足を止めた。
小海は向かい側に座っている女性と話している。
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第七章 カフェの向こう側