君の歌声に恋をした。天才作曲家と無自覚天然少女。

After story ピンクから赤へ



高校二年生になった春。


澪は新しい制服を着て、鏡の前に立っていた。


胸元のリボンを見つめる。


去年までのピンク色から、今年は赤色へ。


「……」


澪は少し寂しそうな顔をした。





「ピンク、気に入ってたのになぁ」


そこへ小海から電話がかかってくる。


『どうした?』



「制服のリボン、赤になっちゃいました」


『進級したんだから仕方ないだろ』
< 91 / 100 >

この作品をシェア

pagetop