一緒にいたくて男装執事になったのに~嫉妬と溺愛とまりません~【隣国編】
「何をしているんですか?」
「ここは魔法の国だぞ。この台の下をよく見てみろ」
その言葉に台の下を覗いて見ると赤い石が光り輝いていた。
この石は……魔法の石ってこと?!?!
そう言えばお城に来る前に、魔法石屋さんってあった……そーゆーこと?!
「す、すごい!!!!なんでギル様はすぐにわかったんですか?!」
「お前と出店で買い物をしている時に、全ての店が火ではなくこの赤い石で調理をしていたからな……じゃあお茶は頼んだぞ」
それだけ言うと、ギル様はソファに戻りまた書類に視線を戻してしまった。
ってことは……この部屋の他のものも魔法の石がエネルギー源だったりするのかな?!
好奇心が湧いてきた私は、部屋中を歩き回り、あちこちを見て回る。
ベッドの上のランプ……黄色の石!!
つんつんっと触ると光が灯る。
わぁぁああぁ!!すごい!!!!
てことは、このシャンデリアも?!
よ〜くみて見ると、電球ではなくて綺麗な形に加工された魔法の石だった。
さっきの水道も青色の魔法の石が蛇口の下に配置されていた。
これだけで水が出たり止まったりするの……?!不思議すぎる……!!!
てことは……まさかお風呂も?!
お風呂場に駆け寄ると扉を開けて中を見ると、バスタブがありそこに青い石……触ってみるとお水がバスタブの中にじわじわと溜まっていく……。
赤い石もセットで置いてあって……きっとこれを触るとお湯になるっ!!
すごい!すごい!すごぉおおおぉい!!