あやかしと宇宙防衛隊
ツヤの後ろから、ギルベルト、そしてレオナード・ロマーナとヴィンセント・レゴシも姿を見せた。アレス騎士団の登場に、ダイヤが驚く。

「えっ!?嘘!!この人たちって、前スペードが記憶喪失になった時に会った異世界の人たちだよね!?何でここに!?」

ダイヤの言葉にレオナードが「何て?」と首を傾げる。ダイヤの話している言葉は月語だ。レオナードたちにはわからない。スペードが通訳をすると、ギルベルトが暗い表情で口を開く。

「実はイヅナが謎の人物に攫われたんだ……」

「イヅナちゃんが!?」

スペードは驚きの声を上げる。ダイヤとクラブは首を傾げていたものの、スペードはアレス騎士団員との会話を続ける。

「男一人だった。地面にこれが落ちていたんで、お前らと何か関係があるんじゃないかと思ってな」

ツヤが手に持っているものをスペードに見せる。スペードはそれを手に取った。見たことのある装置だ。そして、メグに話しかける。

「メグ。これって、異世界転送装置だよね?」
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