あやかしと宇宙防衛隊
「うん。そうだよ。間違いない。ボクが作ったやつだ」
「犯人はこれを盗み出し、異世界に行ってイヅナちゃんを攫った。そしてこっちに戻ってきてハートを攫ったってことか……」
何故このような回りくどいことをしているのかは謎であるが、やるべきことはもう見えている。ギルベルトがスペードに言った。
「イヅナを助け出したい。協力してくれないか?」
ギルベルトが差し出した手を、スペードは迷うことなく取った。
「こっちもハートが攫われて大変なんだ。一緒に二人を助けよう」
こうして、ラニアケア宇宙防衛隊とアレス騎士団は共同で二人の捜索にあたることになったのである。
薄暗い檻の中、イヅナとハートは脱出できそうなところがないか調べていた。ハートがため息を吐く。
「ダメだな。床や壁はコンクリートだからどうすることもできないし、鉄格子も当然壊せそうにない」
「何より、足にこれがありますしね……」
イヅナが足枷を見つめる。動くたびに鎖が音を立て、嫌でも自分たちの置かれた状況が突き付けられていく。
「犯人はこれを盗み出し、異世界に行ってイヅナちゃんを攫った。そしてこっちに戻ってきてハートを攫ったってことか……」
何故このような回りくどいことをしているのかは謎であるが、やるべきことはもう見えている。ギルベルトがスペードに言った。
「イヅナを助け出したい。協力してくれないか?」
ギルベルトが差し出した手を、スペードは迷うことなく取った。
「こっちもハートが攫われて大変なんだ。一緒に二人を助けよう」
こうして、ラニアケア宇宙防衛隊とアレス騎士団は共同で二人の捜索にあたることになったのである。
薄暗い檻の中、イヅナとハートは脱出できそうなところがないか調べていた。ハートがため息を吐く。
「ダメだな。床や壁はコンクリートだからどうすることもできないし、鉄格子も当然壊せそうにない」
「何より、足にこれがありますしね……」
イヅナが足枷を見つめる。動くたびに鎖が音を立て、嫌でも自分たちの置かれた状況が突き付けられていく。